形成外科
新たな診療科のご紹介 Quality of Lifeを高める形成外科
形成外科 橋田 弘鈴
生活に身近な診療科 形成外科とは
【形成外科】というと、あまり聞き慣れない方も多いかもしれません。聞いたことはあっても、「どんな時に受診するの?」「何を治してくれるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。ですが実は、形成外科は皆さまの日常生活にとても身近な診療科です。
形成外科は、けがや手術の傷跡、皮膚のできもの、まぶたのたるみなど、体の表面に関わる病気や悩みを治す外科系の専門分野です。さまざまな手法や特殊な技術を使い、機能だけでなく形もより自然に、より美しく整えることで、皆さまの生活の質(Quality of Life)を高めることを目標としています。
治療の対象は、頭から足先まで、体表すべてに及びます。 例えば、当院の形成外科では、次のような症状に対応しています。
• 皮膚のできもの(粉瘤、脂肪腫など)
• まぶたのさがり(眼瞼下垂)
• けが(外傷)や傷跡(瘢痕)
• 巻き爪(陥入爪)
当院の特徴
① お子様も安心の全身麻酔
当院の特徴のひとつは、全身麻酔での手術が可能なことです。局所麻酔が難しい小さなお子様でも、痛みや恐怖を抑えて安心して治療を受けていただけます。お子様の皮膚のできものや逆まつげなどもご相談ください。
② 持病があっても安全な体制
糖尿病や高血圧などの持病がある方も、内科と密に連携して安全に手術を行える体制を整えています。年齢や持病に関わらず、幅広い患者さんに安心して治療を受けていただけます。
③ より負担の少ない技術
今後、「サージトロン」という高周波を利用した医療機器を導入予定です。これにより、いぼなどのできものを出血が少なく、きれいに早く治すことが可能になります。
安心して相談できる形成外科を目指して
当科には、赤ちゃんからご高齢の方まで、幅広い年代の患者さんが通院されています。「何科に行けばいいのかわからない」「昔からあるけれど、このままでいいのかな…」そんな皮膚や体の表面のお悩みも、まずは形成外科にご相談ください。
私はこれまで、京都大学の関連病院に所属し、皮膚のできものや皮膚がんの治療をはじめ、幅広い分野で研鑽を積んでまいりました。特に、広島市民病院ではまぶた(眼瞼)やお子様の病気(小児先天疾患)、島根県立中央病院ではけが(外傷)、倉敷中央病院では治りにくい傷(難治性潰瘍)の治療に深く携わってまいりました。
その経験と技術を活かし、地域の皆様が安心して相談できる形成外科でありたいと思っています。小さなできものや傷あと、見た目の気になる部分も、まずはどうぞお気軽にご相談ください。

こちらの記事は、患者さん向けの広報誌「季刊誌みみはらvol.33」に掲載しております。
総合案内・各病棟・サポートセンター(1階)などで配架していますので、ご自由にお持ち帰りください。
広報誌のアーカイブは コチラ からもご覧いただけます。

