肝胆膵外科
体に負担の少ないオーダーメイドの治療を提供します
肝胆膵外科 橋田 和樹
安全性を第一に体に負担の少ない治療を
当科では肝臓・胆道・膵臓の病気に対する低侵襲手術(腹腔鏡手術)の導入を進めております。
肝胆膵領域は、肝臓がんや膵がん、胆道がんを始め、胆嚢炎、胆管炎など、命に関わる病気が多く含まれる非常に専門性の高い分野です。当科では「安全性を第一に、できるだけ体に負担の少ない治療」を基本としつつ、患者さん一人ひとりに最適な手術を提供することを目指しています。
腹腔鏡手術は、小さな傷からカメラや器具を用いて行うため、従来の開腹手術に比べて痛みが少なく、回復が早いという利点があります。実際、手術の翌日には歩行を開始できるほどです。また、この手術は拡大映像で細かい血管や脈管を確認できることから、出血や合併症のリスクを減らすことにもつながります。
オーダーメイドの手術計画
さらに当科では、術前にCT画像をもとに立体的な3Dイメージを作成しています。これにより、腫瘍と脈管の位置関係を正確に把握し、患者さんごとに「オーダーメイドの手術計画」を立てることが可能になります。最新の機器と技術を組み合わせることで、より安全で確実な治療を実現しています。
これまでの経験を活かし質の高い医療を提供します
私はこれまで、倉敷中央病院などの京都大学関連病院で年間100例を超える肝胆膵低侵襲手術を担当し、その後、肝胆膵外科の中核施設である東京女子医科大学で数多くの低侵襲手術を経験し、研鑽を積んでまいりました。そうした経験を活かし、耳原総合病院でも安心して受けていただける医療を提供できるよう努めています。
こうした取り組みにより、患者さんは合併症の少ない、安全な手術を受けられるだけでなく、術後の回復が早く、早期に社会生活へ復帰することが可能となります。これはご高齢の方やお仕事をお持ちの方にとって大きな利点です。
耳原総合病院は地域に根ざした総合病院です。肝胆膵外科としても、地域の皆さまに「安心して相談できる場」と感じていただけるよう努めるとともに、開業医の先生方にも信頼してご紹介いただけるよう、質の高い診療を心がけてまいります。

こちらの記事は、患者さん向けの広報誌「季刊誌みみはらvol.33」に掲載しております。
総合案内・各病棟・サポートセンター(1階)などで配架していますので、ご自由にお持ち帰りください。
広報誌のアーカイブは コチラ からもご覧いただけます。

