中期事業計画「みみはら2030年の樹」において、耳原総合病院は急性期機能、いわゆる「治す医療」の強化を図ります。
病院南西側の隣接地に新たな施設を増設し、堺区で唯一となる放射線治療機の導入に加え、内視鏡室の拡張、心臓カテーテル手術室の増設、健診センターの拡充を行います。併せて周産期のメンタルヘルス機能の充実を図ります。一生のうち2人に1人ががんになると推計されており、今後、がん手術は減少する一方で、放射線治療および薬物療法は増加すると見込まれています。幅広いがん治療を提供できる体制を整えることで、遠方に足を運ばずとも、地域で安心して治療を受けられる環境を整えます。緊急胃カメラは、堺市外への搬送が多い現状です。内視鏡室を拡張することで、当院での受け入れを拡大できます。併せて、鎮静での胃カメラの希望に、より応えることが可能となります。また、心臓カテーテル手術室の増設により、現在応えきれていない心疾患手術の受け入れが可能となります。
今後ますます高齢者の急性期医療の必要性が高まる中、耳原総合病院は、高齢者を含めたすべての人々に対し、無差別・平等の急性期医療を提供し、地域医療を支えます。新館は2028年春の完成を予定しています。工事期間中はご迷惑をおかけいたしますが、地域の皆さんとともにこの事業を成功させ「誰もが自分らしく暮らせる社会」の実現に貢献したいと思います。
社会医療法人同仁会 副専務理事 吉本和人
こちらの記事は、社会医療法人同仁会が発行している「同仁会報 第154号」に掲載しております。
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