

副作用症例 テリパラチド🦴
月に1度 朝礼で副作用に関して学習会をしています。
今回は「テリパラチド製剤」による消化器症状について
テリパラチドは毎日、週2回、週1回投与とさまざまな製剤があります。
ヒト副甲状腺ホルモンアナログとして骨形成を促進。骨折リスクの高い骨粗鬆症に用いられます。
今回の症例は80代女性がチリパラチド開始直後から悪心が出現し、その後も投与のたびに症状がみられ、体動によって悪化するため、リハビリが進まなくなってしまった症例です。
投与後の安静、投与時間とリハビリ時間の調整を行い、徐々に症状も安定化して、治療継続が可能だった症例でした。
テリパラチドの悪心の副作用のメカニズムはまだ解明されていない点もあるようですが、一過性の血清カルシウムの上昇や一過性血圧低下や消化管運動の低下などが関与すると考えられているようです。
小柄な患者では相対的に高曝露となりやすく副作用のリスクが高いようです。
ここ最近、大阪大学の研究でグレリン分泌低下による悪心嘔吐の副作用メカニズムが解明されたようです。六君子湯が予防効果が期待できることが、今回の症例勉強会で新しく学べました。
副作用の視点からも日々学びが多くありますね。