


月に1度 朝礼で副作用に関して学習会をしています。
今回は「プラケニル®(ヒドロキシクロロキン)」による視野狭窄
全身性エリテマトーデス(SLE)の治療薬として知られている薬ですね。
一時期はCOVID-19の治療に使えるんじゃないかなど言われていましたね。
SLEの治療の位置づけとして、重要なお薬ですが、
特徴的な副作用が知られています。それが眼障害ですね。
用量依存的にリスクは大きくなると言われていて、
累積投与量が200gを超えるとさらにリスクが上がるとされています。
障害が起きると不可逆的とされており、
定期的な眼科受診による副作用の早期発見が重要です。
頻繁に見かける薬ではないので、
開始になったとき、持ち込みがあったとき、ここぞ!という時に
薬の適正使用をつかさどる薬剤師としては、そこをきっちり指導していきたいですね。