協力する力を惜しまない組織
副看護部長 教育担当者
- H.Hさん
- 1996年入職
プロフィール
会社員を3年した後、准看護学校へ。卒後、看護学校へ進学した際に同仁会に入職。
業務内容を教えてください
看護教育全般です。教育委員会にも参加し法人全体の活動も行っています。特に、新卒で入職される1年目の新人さんに向けてのオリエンテーションや基礎技術の研修については、それまで学問として習ってきたこととは違う、実際の職業としての技術を身につけてもらうためにはどうすればよいか、その年の新人さんに合わせた内容を考案するのが難しいです。
看護教育担当をしていて嬉しかったことは何ですか
入職してすぐはとても緊張していた新人さんが研修を繰り返すうちに少しずつ馴染んでいき、楽しそうに取り組んでいる姿を見ると、研修をしてよかったなと思います。一人前になった看護師から、逆に教えてもらうことがあった時に成長が目に見えて分かり、嬉しく思います。
また、看護師として働いていた時は、患者さんに「ありがとう」「耳原総合病院に入院してきてよかった」と言っていただけるように頑張っていたのですが、現在、副看護部長として教育を担当するようになってからは、そういう風に言ってもらえる看護師を育てること、とやりがいをもって働いてもらえる看護師を育てることに尽力しています。ですから、「患者さんから、あなたが居て良かったと言ってもらえました!」と嬉しそうにしている看護師を見ていると、こちらも嬉しくなります。
同仁会らしい、耳原らしい、民医連らしいと思ったことを教えてください
総合病院の他、訪問看護や老人保健施設、診療所、在宅往診など、みみはらグループとして地域包括ケア研修が出来ることは強みだと思います。病院の中だけでなく、地域の患者さんや退院後の患者さんの生活も併せて学ぶことが出来ます。
また、1年目は年間を通してほぼ毎月研修を行いますし、2年目、3年目になっても継続して研修を受けることが出来ます。中堅研修やプリセプター研修もあり、ベテランになっても学ぶ機会があるほか、看護協会等の院外研修にも積極的に参加いただける法人としての取り組みもあり、常に自分自身が必要とする勉強をすることが出来る環境です。さらに、急変時エキスパート研修等、「自分では何もできなかった」と後悔することがない様にいつ何が起こっても安心して働ける教育制度が備わっています。
学生・求職者に向けて一言お願いします
困った時には先輩、主任、師長、職責者がいつでも声を掛け、相談に乗ってくれます。同仁会・耳原は、すべての職員が新人の成長を楽しみにしており、そのために協力する力を惜しまない組織です。一緒に学び、患者さんのために闘っていきましょう。
看護師は本当にやりがいのあるお仕事です。