地域を支える訪問看護ステーションを
目指して
看護師
- N.F
- 2001年入職
プロフィール
看護学校卒業後、急性期病院に勤務していました。堺に転居したときに、
耳原総合病院へ入職しました。
病棟から訪問看護に支援に行ったときに、利用者さんの生活に向き合い、
支援を行う訪問看護にとても興味をもち異動しました。
業務内容を教えてください
訪問看護ステーションでは、在宅で生活する利用者様、ご家族様の想いに
寄り添い、在宅での生活を支えています。
小児から100歳を超える方までいらっしゃいます。主治医の指示のもと
体調管理、療養相談、排便コントロール、内服管理、清潔援助、創処置、
インスリン注射、点滴、在宅看取りの支援などを行っています。
医師、ケアマネジャー、ヘルパーなど他職種と連携し、よりよい在宅生活が
おくれるように支援するのも大切な業務です。
職場の特徴を教えてください
耳原訪問看護ステーションには、ステーション鳳、サテライトみなと、
サテライトふれあいの3つのステーションがあります。
堺市の堺区、西区、中区、南区、北区、高石市を中心に訪問しています。
看護師とセラピストが情報共有し、目標を掲げて協働しています。
セラピストと看護が一緒に働いているので、いつでも利用者様の情報共有や
カンファレンスを行い、ケアの方向性を統一して支援することができます。
また、総合病院に緩和ケア病棟があり、在宅支援診療所もあることから、
がん終末期の利用者さんも多く、日々苦痛が少なく望む生活が送れるように
支援しています。
スタッフは30~50代の子育て世代・介護が始まる世代です。
ライフスタイルに合わせてそれぞれの人生が豊かであるように、
お互い協力しあいながら働いています。
訪問看護のやりがいを教えてください
自宅に帰ってこられたときの笑顔、帰ってこられて元気になられた姿を
みるたびに、在宅には不思議な力があるなと感じます。
地域と交流をもたないサービスに拒否がちな方に訪問していくうちに、
訪問看護がくるのを楽しみにして下さり生活がととのっていったり、
老々介護で困っているご夫婦に訪問し、相談にのり一緒に介護しているうちに在宅生活をおくれるようになる。
在宅での看取りが不安だった方に訪問することで、住み慣れた自宅で大切な
ご家族に見守られながら最後を迎えられる。
私達の支援で利用者様やご家族様が、大好きな場所で過ごせる、大切な人と
過ごせるお手伝いができることです。
同仁会らしい、耳原らしい、
民医連らしいと思ったことを
教えてください
訪問したらすぐに他職種の力が必要な時に、
訪問診療、ケアマネジャー、ヘルパー、MSWが
すぐそばにいてくれる。
声をかければ、すぐに相談にのってくれる。
困難事例も他職種で役所も交えてカンファレンスを行える。
無料定額診療がある。
地域から私たちを支えて下さっている友の会の方々の存在がある。
本当に有難いと思います。
学生・求職者に向けて一言お願いします
初めてだけど訪問看護に興味がある方、すでに訪問看護が好きな方も
ぜひ一緒に働きませんか。利用者様、ご家族様の想いに寄り添い
支援する、とってもやりがいのある仕事です。
育児や介護がある方も、協力しあえる働きやすい職場です。