通常の運営が阻害される状態すべてが、『BCP』の対象となります。
耳原総合病院では、事業継続に必要な課題の把握や対策立案、訓練の計画、防災に関する職員教育をするため、事業継続管理運営会議(1回/月)を行っています。
今回、看護部ラダーⅡ・Ⅲ研修の一つとして災害対策研修を行いました。
はじめに、事業継続管理運営会議 事務局の方より講義をしてもらいました。災害時の当院の役割は、地域の医療を守るために①災害医療をする②産科機能を維持する③透析機能を維持するとして います。そのため、災害発生時の基本的な流れ・職員の行動を学びました。
その後病院内の防災機器を確認するためラウンドを行いました。普段働いている場所の中でも、 知らないことがたくさんありました。
災害は、いつ起こるかわかりません。訓練を起点として、継続的に改善する必要があります。 耳原総合病院の基本方針は、『患者や地域と共同し、チームで24時間365日安全・安心・信頼の医療を提供する』ことです。災害時対応を含むBCPに、継続的に取り組むことで理念の達成を目指して いきます。