第16回 全日本民医連 看護介護活動研究交流集会に参加しました。2年に1回全国で、民医連各施設での、看護介護の取り組みが発表されます。今集会のテーマは『憲法でアクション!ケアこそ未来を切り開く』でした。誰もがその人らしく健康に生きる権利を守り、ケア労働者が生き生きとやりがいを持って働くことができるようアクションを起こすことで、運動は大きく拡がります。 災害対策セミナーの報告では、職員自らが被災しながら地域の医療を守るために奮闘されていました。全国からあたたかい応援メッセージやたくさんの支援が送られ「全国はひとつ。困ったところに民医連あり」を実感することとなりました。被災者に寄り添う看護・介護が地域とともに困難に立ち向かう民医連事業所の取り組みの共有もできました。
学習講演では、熊本民医連の医師から、『水俣病』をテーマにした内容でした。被害者にとって人生を大きく変える出来事であること、そしてまだたたかいは続いていると思いました。人権についてあらためて考える時間となりました。
コロナにより対面での開催は 6年ぶりとなりましたが、大変学びの多い2日間を過ごすことができました。同仁会からは、9名が職場活動の取り組みの発表を行いました。