
患者や職員の『大切』を守っていきたい
管理師長
- H・C
- 2002年卒 入職

プロフィール
(看護師になったきっかけ)
中学生の時に祖母ががんで入院をしていたときに面会に行くと毎日辛そうにしていている祖母を見ていて、私に医療や看護の知識があれば祖母を少しでも楽にしてあげられるのではないかと思ったことから、看護師を目指しました。


どんな病棟で働いていますか
14階にある緩和ケア病棟で働いています。
緩和ケアを聞くと「最期の場所」とイメージがあるかもしれませんが、痛みのコントロールなどの症状の悪化による一時的な入院の患者さんも多く入院しています。
病棟の雰囲気は心電図モニターがないため、とても静かな空間です。
業務内容としては、主に緩和ケア病棟への入院希望のかたの面談を行い、入院調整を行ったり、週1回の回診にて医師や多職種とカンファレンスを行い、苦痛をしっかりと緩和していくよう意見交換しています。

働くうえで大切にしていることを教えてください
職場で働く看護師一人ひとりの「大切」にしていることを大切にしていきたいと考えています。自分の家族や将来のキャリアだったり、働き方であったりと人それぞれの「大切」にしていることを、師長として守ってあげられる職場でありたいですね。

看護師をしていてよかったことやうれしかったことを教えてください
緩和ケア病棟では最期の退院のときは、多職種含め病棟スタッフ全員でお見送りをしています。患者さんにとっては最期のケアであり、家族さんにとっては最初の遺族ケアとして行っています。
その際に緩和ケア病棟で良い時間を過ごせたと家族さんから感謝の言葉をいただくと、看護師をしていてよかったなと思います。


これから入学する方や学生に向けて一言お願いします
働く場所を決めていく中でそれぞれ色んな不安や悩みがあると思いますが、ぜひ相談に来てください。私も子育てしながら働き続け20年になります。周りのスタッフに相談したり、助けてもらっています。何か解決方法が見つかったり、自身の考え方を変えられるきっかけになるかもしれません。
いつか一緒に働ける日を楽しみにしています(^^)