
"みみプラザ" キックオフイベント
自分らしく暮らせるまちづくりを進めるため、地域コミュニティー棟”みみっぱ“に地域の方がつどう。その企画を考えるためにみんなが集まる場を"みみプラザ"と名付けました。 11月14日(金)に地域コミュニティー棟みみっぱで「生きるを支えあう地域をつくる」を開催、職員や地域住民など72名が集まり、健康なまちづくりのために職員と地域が一体となって取り組めることは何かを一緒に考えました。

地域で実践されてる2人の講師
超高齢社会において豊かな高齢者の生活をどのように実現していくかなどを研究され、堺市介護予防「あ・し・た」プロジェクトに参画されている近藤克則先生と、高校1年生からまちづくりに携わり、NPOや市民活動のコーディネーターとして活躍されている宝楽陸寛さんから、それぞれの立場から“地域と健康”について講演いただきました。

「つどう」「つながる」が健康長寿に
近藤先生は、地域のつながりが心身の健康に影響を与え、つどう、笑う、歩く、ボランティア活動が健康長寿のまちをつくると、”みみっぱ“の活用に期待を述べられました。
宝楽さんからは、”ほっとけない“とのおせっかいがつながりをつくり、無理強いをしない”ゆるいつながり”が居場所をつくり、そして、コミュニティのつなぎ役の「リンクワーカー」が増えるという、地域コミュニティが活性化してきた実践が紹介されました。

健康なまちづくりへ
参加者からは「人の行動が地域を変え、さらに地域が人の行動が変わることで、地域の健康度がボトムアップする事例が興味深かった」「住民や参加者を巻き込んでいく、というアイデアにしびれました。住民に“お願いすること”が負担ではなく、生きがいや健康につながるという話に気づかされた」など多くの感想が寄せられました。
みんながつどいたくなるお話しでした。その気持ちを大切にしてこれから具体化をしていきたいと思います。