挑戦できる環境がある
臨床工学士
- N.Mさん
- 2019年入職
業務について教えてください
透析業務をメインに、心臓カテーテル検査や当直もこなします。
透析業務については、患者さん個々でシャントや血管の状態も違うので、シャントエコーや血液ガスの検査結果を見ながら、治療の必要性や透析の条件について考えます。
患者さん一人ひとりに向き合う時間が長いので、いかに信頼関係を築けるかが重要です。「患者さん」と一括りにしていますが、気難しい人や饒舌な人など様々です。ですが、どんな人にでも「阪神勝ったね」「天気良いね」と一言、声を掛けるだけで印象は大きく変わると思っています。しょうもない話でも、しつこく声を掛けに行って信頼関係を作るのが患者さんのためになっているのかなと思っています。
気を付けていることはなんですか
「仕事をしてるときは笑顔で」 これを徹底しています。
僕たちは患者さんを相手に仕事をしているので、自分が暗い顔をしていた為に患者さんも暗い気持ちになってしまわない様に、いつでも明るくいなければならないと思っています。
職場の特徴について教えてください
透析は週3日通っている患者さんばかりで、何度も顔を合わせます。顔と名前を憶えてもらえるので、ホームの様な、自分の居場所として働きやすい職場となっています。
また、職員同士の仲が良い職場です。コロナ禍ではなかなか難しかったのですが、最近は規制が緩和されてきたことで食事やゴルフに行くなど、プライベートでも職場の仲間と遊べる様になってきて、より楽しく仕事が出来ています。
やりがいについて教えてください
針を刺したり、穿刺した時に「痛くなかった」「ありがとう」と言ってもらえるのが嬉しいです。その一言をもらえるだけでやりがいを感じ、次も頑張ろうと思えます。
研修や教育制度について教えてください
透析室で扱っている医療機器のメーカーが主催する外部研修に、病院から研修費を出して頂き、3泊4日で参加させてもらったことがあります。機械のメンテナンスの研修でした。一日中ずっと機械をいじることは普通できませんし、普段分からなかったことを質問でき、とてもためになる研修でした。
同仁会らしい、耳原らしい、民医連らしいと思ったことを教えてください
同仁会の野球チームに入っています。MEの他、医師、看護師、事務など様々な職種が参加して1つのチームを作っています。ピッチャーを任せてもらっていて、部活のような感じで楽しんでいます。また、1年に1回大会もあり、全国の民医連の野球チームと対戦できます。僕が入職した年には優勝・完封し、最優秀選手賞を頂きました。その後、コロナ禍には開催されていなかったのですが、今年久しぶりに開催される大会では優勝を目指して頑張っています。
学生・求職者に向けて一言お願いします
循環器内科・心臓外科・透析・内視鏡・オペ室・病棟など幅広い業務を行っているのが耳原総合病院の特徴です。MEになってからも学ぶことは多く、今後の自分のためになる場所だと思います。僕が耳原を選んで良かったと思う理由の1つです。
自分が何をやりたいかというのは、入職前と入職後ではどんどん変わってくると思います。実際、最初は僕も透析に力入れたいとか、何がやりたいっていうのは無かったです。入職してから色々学べたらなと思って耳原に来ました。入職してすぐは心臓の方に行きたいなと思っていたのですが、1・2年経つと透析が自分に合っているな、やっていきたいな、もっと勉強したいなと思う様になってきて、今では資格を取るまでになりました。
また、本気でやりたいことがあれば支えてくれる上司がいるのも大きいです。上司と面談し、本当にやりたいという気持ちをアピール出来ること、挑戦せてもらえる環境があること、この点で面倒見の良い職場だと思っています。