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病院からのお知らせ

熱中症になった話

 6月はじめて気温が30度超えた日、家に帰る途中でのことです。夕日に照り付けられながら歩いていました。なにかいつもと感じが違うのです。しんどいというのか、ふらふらするというのかこれまで感じたことのない感じです。「大分疲れがたまっているな。すこし休息する必要がある」と考えながら歩きつづけて、H電鉄のアンダーパスにさしかかりました。坂道を下り、坂道を上がりだすといよいよおかしいのです。くらくらするめまいがますます強くなり、吐き気もしてきました。汗もでてきました。道端にしゃがみ込みたい気分です。家のすぐそばまで来ていたので何とか家にたどり着きました。家の中に入ってリビングの椅子に腰をかけた時はじめて、「そうだ、これは熱中症だ」と気がつきました。いそいでお茶をコップ三杯飲み、横になって休憩していると間もなく楽になってきました。

 めまい、立ちくらみ・筋肉痛・汗が止まらないが軽症の熱中症の症状です。涼しい部屋での安静と水分補給が必要です。それに頭痛や吐き気が加われば中等度の熱中症で医療機関への受診が必要です。私は軽度の熱中症になっていたのです。

 「熱中症に気をつけてください。水分を飲んでください」というのが5月から9月にかけての私の患者さんに言う常套句です。その私が自分自身が熱中症になっていても、すぐにそうだと気がつかなかったのは恥ずかしいことです。外を歩くぐらいで自分も熱中症になるとは思っていなかったのです。私は炎天下のフルマラソンを完走したこともあります。長い距離を歩いたことも何度もあります。「自分は暑さに強い」という思い込みがよくなかったのです。そしていつまでも若くないのです。昔は暑さに強くても、それは昔の話です。暑さに対して順応する力が落ちているのです。もう若くはないということを自覚することが必要です。

 その日も忙しくて昼ご飯を食べていませんでした。水分も朝食後夕方まで湯飲み一杯のお茶しか飲んでいませんでした。「熱中症の予防は水分をとること、ご飯を食べること」といつも患者さんに言っていましたが、自分が実行できていませんでした。

 今年は例年以上に暑い日が続くと言われています。誰でも、家の中でも熱中症になる可能性があります。水分と食事を確実にとること、クーラーを適切に使うことを心がけて熱中症を予防しましょう。

     
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