11月14日は「世界糖尿病デー」です。
世界に広がる糖尿病の脅威に対応するために、1991年に国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO) が11月14日を世界糖尿病デーとして制定しました。
11月14日はインスリンを発見したバンディング博士の誕生日であり、糖尿病治療の画期的な発見に敬意を表し、この日を糖尿病デーとしています。
糖尿病は今や世界で4億6,300万人が抱える病気です。年間で500万人以上が糖尿病の引き起こす合併症などが原因で死亡しています。これは6秒に1人が糖尿病に関連する病で命を奪われている計算となります。

世界糖尿病デー、シンボルマーク
世界糖尿病デーには、青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」が用いられます。11月14日を中心に、世界の80を超える国の1,000ヵ所以上で、有名な建造物が世界糖尿病デーのシンボルカラーであるブルーにライトアップされます。
日本でも、全国各地で関連イベントやブルーライトアップが開催されます。


みみはら高砂クリニックでも、世界糖尿病デーに合わせ、1階会計待合に設置した「みみぞう文庫」をブルーライトアップしています。
「みみぞう文庫」には公益社団法人 日本糖尿病協会発行の 月間 糖尿病ライフ「さかえ」も置いていますので、ご自由にお読みください。
2階内科では体脂肪測定も行っています。お気軽にスタッフまでお声がけください。
糖尿病のはなし
食事をすると、炭水化物はブドウ糖まで分解され小腸から吸収されます。私たちは主にブドウ糖をエネルギーとして利用しており、ブドウ糖は、一定の濃さで血液中を流れています。このブドウ糖の濃さを血糖と呼びます。
血糖はインスリンという膵臓から出るホルモンの作用で細胞に取り込まれ、エネルギーとして利用されます。糖尿病とはインスリンが充分に働かず、血糖が細胞に取り込めなくなり、血液中に糖があふれている状態をさします。

糖尿病を放置すると?
高血糖の状態が長く続くと、視力障害・腎障害・神経障害といった三大合併症が起きやすく、さらに脳梗塞・心筋梗塞・狭心症・足壊疽、認知症・歯周病などが起きやすいことも知られています。

日本国内の状況
2016年の糖尿病実態調査によると、日本には約1000万の「糖尿病が強く疑われる人」が存在します。さらに、「糖尿病の可能性を否定できない人」も約1,000万人おり、合計で約2,000万人の糖尿病患者および予備群がいると推定されています。
重症化予防のためには早期発見・早期治療が重要ですが、糖尿病といわれたことのある人で、「治療を受けていない」人の割合は、特に男性の40~49歳の世代で最も高く、約5割が未受診または治療中断という状況です。
世界糖尿病デー公式HPより抜粋

緒方 浩美 先生のコラム「糖尿病のはなし~知っておきたいポイント~」
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