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病院からのお知らせ

年をとるとなぜ髪は白くなるのに顔には黒いシミができるのだろう

 白髪はメラニン色素がつくられないために起こる。顔のシミはメラニン色素が過剰に沈着するために起こる。文字通り目と鼻の先でメラニン色素の過剰と不足がおこる。不思議だ。門外漢はメラニン色素を顔のシミから頭の白髪へ移動させることができればいいのにと思う。

 髪の毛は毛母細胞から作られる。毛母細胞から作られる髪の毛は色がなく白髪だ。毛母細胞のそばにある色素細胞がメラニンをつくりそれが髪の毛の中に注入されると色がつく。色素細胞が消失したり、機能低下したりすると白髪になる。色素細胞の機能低下には@加齢(年のせい)A遺伝B生活環境気温などの外的なものCストレスD栄養が関係している。

 シミは皮膚へのメラニン色素の過剰沈着が原因だ。もともと皮膚のメラニン色素は紫外線から体をまもるバリアとしての役割がある。紫外線を浴びると皮膚は、表皮の色素細胞から黒褐色のメラニン色素を作り出し、体の奥に紫外線が入り込まないようにしている。紫外線の刺激がなくなるとメラニン色素の産生が止まり、皮膚の新陳代謝にともない白い肌にもどる。長年紫外線を浴びる経験が積み重なると色素細胞の遺伝子を変化させメラニン色素産生が亢進することがシミの原因だ。また年をとるにつれて皮膚の新陳代謝は低下する。そうすると、表皮の奥にメラニン色素のとどまる時間が長くなり、そのまま色素沈着を起こしてしまってシミとなる。これもシミの原因だ。シミの最大の予防策は紫外線対策だ。

 色素細胞の機能が低下したり亢進したりして同じ人で同時に白髪やシミができる現象がどうしておこるのか。それをコントロールする方法はないのか。色素細胞のもとになる色素幹細胞の研究が進んでいる。白髪予防が進む可能性がある。研究の成果を待ちたい。でもしばらくは顔への紫外線をできるだけさけるしかない。

 
     
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