スペース
 
 
耳原鳳クリニック お知らせ お問い合わせ リンク サイトマップ
耳原鳳クリニックについて
クリニックの概要
外来のご案内
専門外来のご案内
在宅医療
医療・福祉相談室
健康雑記帖
鳳クリニック小児科ホームページ
健康サポートセンター
施設のご案内
併設施設のご案内
サービスについて
特定健診
健康診断と人間ドック
地域のみなさまへ
デイケア(通所リハ)
医療・看護サービス
職員募集
交通案内

〒593-8325
 堺市西区鳳南町5丁595番地
   072−275−0801(代)
スペース
病院からのお知らせ

歩くときにつま先が地面に引っかかるようになるのはなぜでしょう

 「最近、歩いている時につま先が地面に引っかかることがある」と職員が言っていました。すると同僚が「それはつま先が上がっていないからよ。つま先を上げて歩くように気をつけてみたら」と返していました。本当にそうでしょうか。
 引っかかるのはつま先を上げる脛の前にある筋肉だけが弱ったのではありません。つまずくのは立ちっぱなしや座りっぱなしの生活で全身の筋力が落ち、正しい歩き方ができなくなってきたからです。若い元気な時は何気なくしていた歩くということがうまくできなくなっているのです。

 それは姿勢や歩き方をみればわかります。頭が前に出て、猫背で、腰が後ろに残り、足を前に置くように出して、狭い歩幅で歩いています。前に進む推進力は足のける力ではなく、重心が前にあるために体が重力に引かれ前下方に倒れ掛かりながらこけないように足でつっぱって歩いています。前につんのめりながら歩くのですから、こける危険も高いです。
 正しい歩き方は背筋を伸ばし、頭がすっと背骨の上に乗り、踵から着地し足で地面を蹴って骨盤から前に進む歩き方です。こうすれば、つかれず、はやく、安定して歩けます。

 自分の歩き方の変化は自分で気づくのが難しいのが問題です。男の私でも一日一回は鏡で顔を見ます、白髪や顔のシミが増えているのに気がつくと心を痛めます。でも自分の全身を見ることはほとんどないので、自分の姿勢や歩き方が崩れてきているのはなかなか気がつきません。周囲の人がその人をふけたと感じるのは白髪より姿勢や歩き方です。人から指摘してもらうのもいい機会です。私も患者さんから「先生も腰が曲がってきましたね」と言われてショックをうけました。それ以降姿勢に気をつけています。でも疲れると姿勢が悪くなってしまいます。よくつまずくようになった時もいい機会です。また、ショーウインドウの前などで自分の姿を横目で見てチェックするのもいいです。

 姿勢や歩き方の崩れに気がついてもがっかりすることはありません。気がつけば、お腹とおしりをしめ背筋を伸ばします。歩幅を広げ足で地面をつかんで蹴って前にすすむように意識して歩いてください。すぐにうまくできなくても意識していればよくなっていきます。
 ピンピンコロリはみんなの願いです。そのためには歩き続けなければなりません。自分の歩き方に気を向けましょう。

     
スペース