2017/06/20
■日時:2017年7月13日(木)19:00-20:30
■特別講演:石井 均先生(奈良県立医科大学 糖尿病学講座 教授)
公式Webサイト・・・こちらから
「糖尿病医療学〜患者さんとともに生きる医療従事者のあり方とは」
■会場:みみはらホール(当院隣接)
アクセス・・・こちらから(南海高野線堺東駅・南海本線堺駅 バス約15分)
*画像、下記文章ともに
奈良県立医科大学 糖尿病学講座公式サイトより引用させていただきました
【教授挨拶】
私は、大学院終了後、奈良県内の病院で30年間、糖尿病をもつ方々の治療に従事してまいりましたが、平成25年10月1日付けで奈良県立医科大学糖尿病学講座教授に任命されました。
糖尿病がほかの病気と大きく異なるところは、実際に治療を実行していくのが糖尿病を持つ人(患者さん)自身であるというところです。糖尿病の治療には適切な食事や運動、あるいはお薬を使うことなどが必要となりますが、それを毎日同じように継続していくのは容易なことではありません。私たち医療者がどのようにサポートすればそのことの負担が少しでも軽減できるか‐それを明らかにすることが私の臨床の大きな課題でした。
糖尿病治療の目標は、高い生活の質を維持し寿命を確保することと考えられていますが、適切な治療の継続がこれにつながると思われます。糖尿病を持つ人(患者さん)とそれを支える家族、医療者、地域などの協力の在り方を研究する領域を「糖尿病医療学」と名付けましたが、それを発展進化させていきたいと考えています。
新しく誕生した奈良県立医科大学糖尿病学講座におきましては、“糖尿病を持つ人たちを心身両面から支える医療”という理念のもと、講座の紹介に書きましたような課題に取り組んでまいる所存でございます。少人数での出発になりますがよろしくお願いいたします。
奈良県立医科大学糖尿病学講座
石井 均