堺市のおねしょ外来(夜尿症)
堺市堺区 女性医師による「おねしょ外来(夜尿症)」
宿泊訓練や修学旅行、お友達の家へのお泊まりが心配で悩んでいるお子さまは、実は少なくありません。おねしょが気になる場合は、一度ご相談ください。生活習慣の見直しから検査・お薬まで、お子さんに合った方法を一緒に探していきます。
対象は年長さん以降でおねしょが気になるお子さまです。通院は月に1〜2回程度、半年から1年半くらいで終了するケースが多いです。
- 2016年より継続診療
- これまでに130名以上が受診
- 多くのお子さんが笑顔で卒業されています
おねしょについて
おねしょが病気であることはまれですが、病院でできることがあります
幼児期の「おねしょ」は、5〜6歳を過ぎても続く場合に医学的には「夜尿症」と呼ばれます。具体的には、5歳を過ぎて月1回以上のおねしょが3か月以上続く場合に夜尿症と診断されます。
| 5〜6歳児に見られる割合 | 小学校低学年に見られる割合 | 10歳を超えても見られる割合 |
|---|---|---|
| 約20% | 約10% | 約5% |
小さい赤ちゃんは昼も夜も同じようにおしっこが出ますが、幼稚園に通うくらいの年頃から、夜寝ている間はおしっこをしない子が出てきます。これは、夜につくられるおしっこの量のコントロールや、それをためる膀胱のふくらみ具合の調整など、いろいろな能力が複合的に発達してはじめてできるようになることで、実はむずかしいことなのです。
おねしょはなかなか相談しづらい悩みです。学校の宿泊訓練やスポーツクラブの合宿、お友達のお家に泊まりに行きたいのにおねしょが心配で行けない、と密かに悩んでいるお子さんは少なくありません。そのうちに治る、と何も対策せずにおねしょが続くと、お子さんの自尊心や自己肯定感が低下し、学校生活や友人関係に影響することもあります。おねしょが気になるお子さんは、一度ご相談されてはいかがでしょうか。
おねしょ(夜尿症)の主な原因
いろいろな原因が重なって起こります
夜尿症のあるお子さんは、アレルギー疾患に次いで多い慢性疾患ともいわれており、決して珍しいことではありません。原因はひとつではなく、以下のようなことが重なって起こると考えられています。
睡眠中に膀胱がいっぱいになっても、尿意で目を覚ますことができない
寝ている間につくられる尿の量が多すぎる
膀胱の容量が小さく、尿を十分にためられない
心理的なストレスがある
生活のリズムが乱れている
夜尿症は、お子さんの性格やご家族の育て方とは関係がありません。原因が何であるかを調べ、それに応じた治療を行うことが大切です。
検査
原因をくわしく調べます
まずは生活習慣の見直しから始めます。必要に応じて、おしっこの出具合を調べる検査や、超音波(エコー)で腎臓・膀胱の状態を調べる検査を行うこともあります。あわせて「おねしょノート」へおしっこやおねしょの量・程度を記録していただき、生活の様子と検査結果から、原因のうちどの部分が未熟なのかを探っていきます。
こんなお子さん・ご家族へ
こんなことでお悩みではありませんか?
- 宿泊訓練・修学旅行が近くておねしょが心配
- もうすぐ小学校なのに、おねしょが続いている
- おねしょのことでお子さんが自信をなくしている
- お泊まり保育・友だちの家に泊まるのを嫌がる
- どこに相談すればよいか分からなかった
担当医より
「ちょっとがんばってみようかな。」と思ったら、ぜひお電話で予約して相談してくださいね。お待ちしています。
- 専門分野
- 一般小児
- 専門医
- 日本小児科学会専門医
子どものこころ相談医
- 所属学会
- 日本小児科学会
日本外来小児科学会
日本東洋医学会会員
日本小児東洋医学会会員
治療法
生活改善を中心に、お子さんに合った方法で
治療の基本は、まず生活習慣を見直すことです。次のような点を整えるだけで、おねしょが少なくなるお子さんもいらっしゃいます。
- カフェインを含む飲み物(お茶・紅茶・コーラなど)を控える
- 昼間は十分に水分をとり、規則正しく(1日6回以上)トイレに行く
- 早寝早起きをして、規則正しい生活をする
- 便秘をしないよう、食物繊維の多い食事を心がける
- 寝る2〜3時間前からの水分摂取を減らす(夕食後はコップ1杯程度まで)
- 寝る前にトイレに行く習慣をつけるのを忘れない
- 夜中に無理にトイレへ起こさない
アラーム療法
寝る前にパットに小さなセンサーをつけ、おしっこでぬれると音や光、振動でお子さんを起こし、ためられる尿の量を少しずつ増やしていきます。毎日続ける根気と、より強い保護者さまの協力が必要です。ご両親の協力が不可欠です。
お薬による治療
年齢や症状に応じて、夜につくられる尿の量を調節するお薬や、膀胱の緊張をやわらげて尿をためやすくするお薬を使う治療があります。お子さんの状態に合わせて検討します。
おねしょをしてしまった日に怒ったり、ご兄弟と比べたりはせず、おねしょをしなかった日はしっかりとほめてあげてください。「あせらない、怒らない、比べない」ことが、卒業への一番の近道です。
診察の流れ
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1)お電話でご予約
第1・第3水曜日の午後が診察日です。まずはお電話でご予約ください。
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2)初診 ― 生活の様子をくわしくお聞かせください
睡眠・水分・排尿の習慣、便秘の有無などをうかがい、必要に応じて尿検査やエコー検査を行います。
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3)初診 ― お子さんに合った方法で治療
「おねしょノート」での記録をもとに、生活改善・アラーム療法・お薬などから、お子さんに合った方法を一緒に選びます。ご両親の協力が不可欠です。
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4)笑顔でおねしょ卒業へ
定期通院しながら、おねしょなしの朝を一緒に目指します。
外来案内
| 診察日 | 第1・第3水曜日 午後 |
|---|---|
| 予約 | お電話のみ(完全予約制) |
| 場所 | みみはら高砂クリニック 小児科 〒590-0820 堺市堺区高砂町4丁109-2 |
| 持参物 | 母子手帳・保険証・診察券(お持ちの方) ※通院中は「おねしょノート」への記録をお願いしています |
受診前にご家庭でできること
来院前に、以下の点をチェックしてみてください
診察の際に役立ちますので、可能な範囲で確認しておいていただけると助かります。
- 昼間、規則的に(6回以上)トイレに行っているか
- 昼間におしっこを漏らすことがないか
- 毎日排便があるか、どんな固さの便がどれくらいの量出ているのか
- おしっこは勢いよく一気に出ているか
- カフェインを含むお茶・紅茶・コーラなどを習慣的に飲んでいないか
- 夕方から寝るまでの飲み物の量はどのくらいか
- ご両親が同じ年頃に夜尿症だったことがあるか
よくある質問
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Q )何歳から受診できますか?
年長さん以降で気になる場合は、一度ご相談いただくことをお勧めしています。年齢の上限はありませんので、小学生・中学生のお子さまもお気軽にお問い合わせください。
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Q どのような治療をするのですか?
生活改善・アラーム療法・お薬による治療などがあり、お子さんの状態に合わせて組み合わせます。詳しくは上記「治療法」をご覧ください。
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Q 紹介状は必要ですか?
紹介状は不要です。当院に直接お電話でご予約ください。
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Q 本人を叱った方がよいのでしょうか?
おねしょは、おしっこの量をコントロールする力や膀胱の発達など、いろいろな能力が複合的に発達してはじめてできるようになるもので、お子さんの努力不足ではありません。叱らずに、まずは一度ご相談ください。