手術室

 当院手術室では、外科・整形外科・泌尿器科・産婦人科呼吸器外科の手術が行われています。また2008年より心臓血管外科、2010年より眼科が再開され、年間約1800件の手術が行われています。
 近年では、腹腔鏡下・胸腔鏡下で行う手術も年間約200例を超えました。
腹腔鏡下の手術では、傷が小さいため身体への負担は小さく、手術後退院までの期間が短縮されるなどのメリットもあり、患者様には大変喜ばれております。これからはさらに傷が少ない単孔式腹腔鏡下手術も視野に入れ、美容面にも配慮した手術が行える様尽力していきます。
 「手術を受ける事になったけど怖い・・・」「手術中どんなことをされているのか不安・・・」など手術を受けられる患者様やご家族様は不安でいっぱいかと思います。当院手術室では、患者様が安心して手術を受けていただける様、担当看護師が「術前訪問」を行っています。「術前訪問」では、患者様が入院されてから手術前までに病室を訪問させていただき、手術室に入られてからどのように手術が進められていくのかをパンフレットをお渡しして説明させていただきます。その時に気になっていることや不安に思われることを担当看護師に相談してみて下さい。
 安心して手術を受けていただける様、スタッフ一同責任を持って対応させていただきます。
  

手術室概要

 
当手術室の概要
■室数 4室
■麻酔科 常勤3名(非常勤6名)
■看護師 14名 看護助手2名 事務1名

■手術件数(2009年度)
 全身麻酔 603件
 その他麻酔 1074件
■滅菌方法
 高圧蒸気滅菌・過酸化水素低温プラズマ滅菌

手術室看護師外来

 2011年7月25日より、毎週月曜日に行われている麻酔科術前外来にて手術室看護師が外科外来の診察室を使用して『手術室看護師外来』を開設いたしました。
 当外来は、手術を受けられる患者様のために『疑問や不安を何でも気軽にお話いただける場所』というコンセプトをもとに開設されました。
「先生には聞けなかったんですけど・・・」
「手術ってどんなことするんですか?」など、気になる事はどんなことでもお話ください。
手術室看護師が責任を持って対応させていただきます。少しでも安心して手術に臨んでいただける様、誠心誠意お話させて頂きます。

手術に関するQ&A

 当手術室では、全身麻酔で手術を受けられる患者様の不安緩和を目的として『術前アンケート』を実施しています。そこで得られた患者様からの声にお答えしていきたいと思います。
Q1:麻酔からは本当に覚めるの?
A: 手術中は麻酔科医が常に側にいて、麻酔薬を適切に調整しています。
肝臓や腎臓が弱っている方、太っている方、ご高齢の方で麻酔から覚めるのに時間がかかることはありますが、麻酔薬は必ず体内で分解されてなくなります。
Q2:持病があるので手術を受けるのが心配・・・。
A: 一般に持病があると手術の危険性は高くなります。
手術方法、持病の病状、全身状態を確認し、それぞれの患者様に合った麻酔方法を決めます。持病が術前に適切に管理されていると、麻酔管理上大きな助けになります。そのため、手術前の『麻酔科医診察』を受けられる際に、持病の病状や治療の状況を伝えて頂くことと、お薬手帳を持参されることが重要です。
Q3:普段お酒を飲んでいるけれど大丈夫?
A: お酒も麻酔薬も肝臓で代謝(分解)されます。
お酒で肝臓が鍛えられている方は、麻酔薬を分解するスピードが速くなって麻酔薬が効いている時間が短くなることがあります。反対に、お酒で肝臓を弱くしてしまった方は麻酔薬の効いている時間が長くなることがあります。いずれにしても、飲酒が麻酔に大きく関係することは少ないです。しかし、手術前は体を休めたほうがよいので、飲酒はほどほどにしてください。
Q4:たばこを吸っているけど大丈夫?
A: 喫煙される方は、手術後の合併症を起こす可能性が高くなります。
合併症には『肺炎』『心筋梗塞』『脳梗塞』『手術の傷が治りにくい』『出血しやすい』
『せん妄(手術後意識障害)』などがあります。
手術を受けられる方は1日でも早い禁煙をお願いします。
Q5:術後の痛みが心配・・・。
A: 術後は下記に示す方法を用いて、なるべく痛くないようにします。
患者様の状態や手術の内容を考えて、最善の方法を選択します。
【硬膜外麻酔法】背中から痛み止めを注入し、胸・腹・足などに麻酔をします。
【経静脈的鎮痛法】点滴から痛み止めを注入します。
【局所浸潤麻酔】傷の近くに局所麻酔を注入します。
【伝達麻酔】手術を行う部分を支配している神経に麻酔をします。
【内服・坐薬・筋肉注射】    ・・・・など。