近年、地域医療の分野では、地域の「かかりつけ医」と「病院」がそれぞれ別の役割を持ち、一人の患者さまを連携して診療を行なう「医療連携」という形が主流になってきています。
「かかりつけ医」とは、日ごろから健康相談をしたり、病気になった時は最初に診断、診療を行う、地域の診療所や医院の医師のことです。地域に密着し、患者様の普段の健康状態や過去の病歴などを把握し、それぞれの病状にあった治療や紹介を行ないます。
現在、慢性疾患で当院を受診中の患者様にも、地域の「かかりつけ医」をお持ちいただく事をお勧めしています。日常の風邪や下痢などは、かかりつけ医の先生をご受診ください。ご自宅の近くにどんな医療機関があるかわからない場合は、地域医療室がご住所や病状にあったところをご紹介いたします。当院よりこれまでの病状や経過を記載した紹介状をお渡しします。
耳原総合病院は年間4000件の救急車を受け入れており、急性期(病気やけがの発症から病状が安定するまでの時期)の治療や高度医療による治療を担当しています。急性期医療を必要とする患者さまが、一人でも多く治療を受けられるように努め診療を行なっていますが、医師不足の中でこれらの入院医療や救急医療を維持していくためには、外来診療の軽減が必要だと考えています。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。