看護のひろば

耳原総合病院

患者さまの笑顔、思いをなによりも大切に
耳原総合病院

 総合病院は急性期病棟と回復期リハビリ病棟、緩和ケア病棟の9つの病棟からなる、社会医療法人同仁会の急性期医療部門を担うセンター病院です。救急告示病院として24時間体制で救急搬入を受付けています。
 98年に臨床研修指定病院の資格を取得し、次世代を担う医師養成を行うとともに、新人看護師には3年の卒後研修カリキュラムを実施しています。
 お年寄りから赤ちゃん、急性期からリハビリと幅広い医療・看護を行っており、一人ひとりの患者様が安心して治療・療養を受けられるよう、各科や病棟・施設間との連携を取りながら、医師・SW・栄養士・検査技師・放射線技師・PTなど職種を超えたカンファレンスを頻繁に行っています。

緩和ケア病棟

耳原総合病院緩和ケア病棟

 
 緩和ケア病棟は、主に悪性腫瘍で予後が期待できない患者さんの症状を緩和し、「私らしく生きたい」と願う気持ちに寄り添い、御家族もいっしょにサポートする少し特殊な病棟です。
 新病院では、差額ベッド代を頂かず全室個室となり、ご家族も宿泊できる控え室、ディルームにはファミリーキッチンをご用意しました。
 また、最上階になりましたので、堺の古墳群から遠くは明石海峡まで見渡せる眺望となっています。そして屋上庭園も設け、患者さんやご家族が四季を身近に感じられようにしています。よりよい療養環境を過ごして頂くためにも、ボランティア、スタッフと協働して患者さんやご家族のご希望に寄り添い、御自宅で過ごしているような空間を提供しています。


6階 産婦人科病棟

産婦人科

 産科婦人病棟は、産科エリアと婦人科エリアを分け、どちらもゆったり過ごして頂ける空間になりました。
新しい生命の誕生を喜び、その生命が健やかに育つことを願っています。
 産科エリアは全室個室になり、出産という大きな出来事を、ご家族一緒に共有できるようになりました。また妊娠期から分娩・産後の関わりを継続して関われるよう外来と病棟がワンフロアに設置されています。そして緊急時にも即座に対応出来るよう24時間医師が待機し、産科医、助産師、看護師、小児科医が連携してお産に取り組んでいます。妊娠中は赤ちゃんの4D映像、出産時はうぶ声を録音した物をプレゼントしており、母乳育児にもアフターフォローの母乳外来があり出産後もケアさせて頂きます。
 女性の心身における様々な問題に対してもケアを行っています。婦人科疾患の腹腔鏡手術、化学療法にも意欲的に取り組んでいます。
また、緩和ケア病棟とも連携しています。

小児科病棟

 “小児科らしさ”を追求し、病棟内ディスプレイをはじめ季節ごとの行事を病棟保育士とともに開催しています。
 また、患児のケアーだけにとどまらず、プリパレーションを実施したり、付き添われるご家族(特に母親)のケアーにも力を入れています。
 保育士との協力により、病気だけの看護でなく、育児面などにも視野を広げています。
 また、全国的に開かれる民医連小児学会や学術運動交流集会など、症例発表を通して看護の力量UPをめざし、取り組んでいます。

保育士のいる病棟

 耳原総合病院の小児科の病棟には、保育士さんも配置され勤務しています。
小児科病棟独特の苦労もあり、保育士さんの病棟における仕事は、医療をうけるこどもさんが、安心と信頼の橋渡しのような大切な仕事です。
医師、看護師と協力して奮闘する病棟保育士さんの仕事をご覧下さい。

8階病棟(総合内科病棟)

 8階病棟は総合内科病棟で、内科疾患全般、眼科の病棟です。
当病棟では初期研修医を受け入れており、すべての時間帯において指導医2名体制で、診療はもちろんのこと研修医にとってもすばらしい環境となっています。毎年4月には8名程度の初期研修医、新人看護師も4名程度配属され、新しい風が吹き、明るくにぎやかな病棟です。
 週3回は他職種カンファレンスを行い、患者様の個別性にあった治療・看護介入なども検討し情報共有の場となっています。
 春・夏・冬の休みでは、高校生の1日看護師体験を受け入れています。実際に病棟で患者様と話しをしたり、血圧の測定・車椅子やストレッチャーに乗ってもらい患者様体験をしてもらっています。
 医師、看護師が共に成長し、他職種も加わってより良いチーム医療が提供できる事を目標にしています。

11階病棟(外科・整形外科・泌尿器科)

 外科、泌尿器科、整形外科の3科混合病棟で、外科は大腸・胃・胆嚢・肝臓・乳腺・甲状腺など、泌尿器科は膀胱・尿管・腎臓など、整形外科は骨折・椎弓・膝関節などの手術が多く忙しい病棟です。  
 若者ナースからおばちゃんナースまでアットホームな雰囲気です。結婚、出産後も働きやすいせいか、小さな子どもを抱えて元気に働いています。
 当科には、オストメイトの会とマンマ(乳がん患者)の会と2つの患者会があり、お花見や小旅行、健康まつりには一緒に参加し、患者様とスタッフと楽しい時間を過ごしています。
 手術中の患者さんのご家族の待合室もでき、気兼ねせずお待ち頂くことができます。退院後の療養については医療相談員と連携していますのでご相談いただく事もできます。
 新病院では11階になり、見晴らしも良く、夏の各地の花火もよく見えることでしょう。皆さん、私たちと一緒に働きませんか?

ICU・HCU

 ICU(集中治療室)は4床で非常に濃厚な治療や観察を必要とする重症の患者さんが入院される病棟です。24時間専属の医師が常駐し、集中ケア認定看護師も配置して、薬剤師、栄養士、セラピスト等と毎朝、他職種カンファレンスを行い、他科の専門医とも連携しながらチーム医療を進めています。
 1ベッドあたりの広さは20u以上を確保しており、関西初のコラムを導入。ベッドの頭元周囲に何もなく、ご家族が患者さんのそばで面会して頂けます。また家族の方がゆっくり待って頂ける控え室も設けました。

 HCU(ハイケアユニット)は、濃厚な治療や観察を必要とする患者さんが入院される病棟です。
ICU(集中治療室)よりも少し重症度は低くなりますが、全室個室対応となり、患者さんとご家族がゆっくり面会でき、プライバシーに配慮した病棟にしています。
空調は手術ホール、ICUと同じ清潔度 クラス100,000を維持しています。

12階消化器内科病棟

 12階は消化器内科・泌尿器科・呼吸器内科の混合病棟です。
 消化器は臓器の数も多く、病態も多様です。急性期医療から慢性期、癌や肝不全でターミナル期まで幅広く診ており、緩和ケア病棟や消化器外来との連携も深い病棟となっています。
 消化器内科医師3名、泌尿器科医師3名、呼吸器内科医師1名で、手術や検査、治療を行っています。
個室が広くなったため、安全に迅速に、タイミングよく内視鏡を病棟で実施することも可能になりました。泌尿器科ではトイレ型の尿流量計を設置し、術後の評価などがより迅速に実施できるようになりました。また看護体制は入院から退院までを2人の看護師が受け持つ、パートナーシップナーシング方式を採用し、より安心して入院生活を送れるような看護を提供しています。
 患者さんのQOLを重視し、常に医療・看護の質を問いながら基礎看護を大切にし、患者様を中心においたチーム医療を目指しています。

13階内科系(糖尿病・腎臓病・内分泌)病棟 

 糖尿病・膠原病・内分泌内科、腎臓内科の混合病棟です。
ベッド数47床で個室が11室あり、室内トイレ付は3室あります。
 当病棟では透析の導入・指導などをさせて頂きます。
主に人工呼吸器、在宅酸素を必要とされる患者様、肺癌の治療、血液透析、腹膜透析、糖尿病の血糖コントロール目的、合併症の治療の患者様がおられます。
 退院された後も、今までの生活の見直しや新しい生活スタイルを確立できるよう様々な援助を行い、QOLの向上を患者様とともに目指します。
 耳原老松診療所の透析部門が3階に移転しましたので、腎臓内科部門が強化されさらに密な連携が図れ、総合病院での透析療法を受けられるメリットが広がりました。
 糖尿病をお持ちの患者さんと、様々な検査や研修、日常生活を同室で過ごし、ご自分のライフスタイルに合わせた療養方法を教育入院で取得されます。