キャリア支援

研修の目的と方法

患者さまから学び、チーム医療の中で成長
 無差別・平等の医療を提供するという民医連綱領の立場に立ち、地域の人々に信頼される医療・看護をめざす看護師集団の一人として、また自立した人間としての成長がはかれるような教育研修を目指しています。
 当院では、研修委員会を設置し、卒後一年目研修、卒後二年目研修、中堅研修の企画、実施を行っています。委員会の構成は、師長室、各看護師職場から1名づつ委員を選出し、任務分担して各研修の運営を行っており、参加者の意見・希望から出発し、常に受ける立場の声を内容に反映させています。院外では、大阪民医連主催の制度教育及び研修、同仁会教育学習委員会主催の研修、看護協会をはじめ、民医連内外の学会、研究会への参加、研究発表に積極的に保障しています。また、各病棟、外来における基礎的、専門的な看護については、各職場の新人学習会等を通じて学ぶ場を保障しています。

新人研修(1年〜3年目)

 職場で必要と認めた卒後1年目の新人看護師が対象です。専門職業人として、また社会人としての出発にあたり、広い視野で看護師の役割をとらえられること、また、チームの一員として基本的な看護力量を身につけるをこと獲得目標としています。
(年間スケジュール)
  5月−大阪民医連主催他職種合同研修
  6月−入職三ヶ月の新人交流、ストレスコントロールのレクチャー
  9月−救急時の看護(ICLS実技)
 11月−医療安全〜リスクマネジメント(現場に潜むリスクの演習)
  1月−患者さんを取りまく医療情勢(MSW)
  2月−1年目研修を終えて、二年目看護師に望むもの(2005年実績)



卒後二年目の看護師、または職場で必要と認めた新人看護師が対象です。患者の疾病と病態生理を結びつけ看護が展開できること、患者の社会背景を情勢の中でとらえることができることを獲得目標としています。
(年間スケジュール)
  5月〜 8月−症例発表
 10月〜11月−院外研修
         (訪問看護ステーション)
 12月    −院外研修報告会

症例一例

『くも膜下出血患者の回復期リハビリテーション病棟における看護』
『心不全・重症大動脈弁閉鎖不全症のある患者の看護』
『精神的に未熟な切迫早産妊婦の看護』
『入退院を繰り返すダウン症候群患児の看護』
『基礎疾患にALSがあり急性増悪による呼吸障害を生じ
 人工呼吸器管理となった患者の看護』
『SMA症候群のための入院中にクレブシェフにより敗血症を起こし
 ショックから離脱された患者の看護』
『肝細胞癌でターミナル期にある患者の看護』
『直腸癌でマイルズ手術を受けられる患者の看護』
『糖尿病・アルコール肝硬変がありHCC発症によりTAE施行後、
 肝膿瘍を発症した患者の看護』
『認知症のある高齢患者のCAPD導入の看護』 など

中堅研修

中堅としての役割を認識し、力量を高め、長く働き続けられるように学習と交流を深める。
 
(年間スケジュール)
  7月 看護学生の現状と卒後教育にもとめられるもの
  8月 コミュニケーションについて
  9月〜12月 他病棟、施設見学
  1月〜3月 症例発表