ICLS講習会のモニターブース長を仰せつかりました!

総合診療 専攻医 1年目の木村と言います。

第63回耳原ICLS(6/3)のモニターブース長を仰せつかりました!
初めてのインストラクターで初めてのブース長と初めて尽くしでしたが、同じブース内のインストさんがベテラン揃いで安心安定の中身でした。

 

初期研修医時代は教えてもらうだけでしたが、教える側になると細かなところまで覚えこむのでとても勉強になります。何よりも受講者さんが目の前で成長して行く姿は感慨深いものでした。

 

 

そんな耳原ICLSにインストも受講者も御参加お待ちしております!

ICLS講習会受講しました!

研修医1年目の北川です!6/10日曜日はみみはらホールにてICLS講習会でした!

前日に医局で事前勉強会をして臨んだ講習会でしたが、成人の心肺蘇生に必要なルールを、朝から夕方までしっかり学びました。

 

 

午前中はBLS、Airway、AEDの使い方、DCモニターの使い方の4つに分けてそれぞれのルールを実技メインで勉強しました。人生で初めて心肺蘇生を学んだのは自動車教習所でしたが、その頃と比べると胸骨圧迫は上達している!…と喜ぶ一方、Airwayブース、DCブースでは器具の使い方に悪戦苦闘しました。

午後からは今まで学んだことの集大成として、計7つのシュミレーションを行いました。初めは各々の役割に一所懸命になりすぎて周りが見えていなかった私達でしたが、回数を重ねるごとに声も出るようになり、スムーズに心肺蘇生に関する一連の流れを行うことができました。

今まで、医療従事者になったにもかかわらず何も出来ない自分に悔しさを感じていましたが、ルールの意味を理解すると、曖昧だった手技や手順が確実なものになり自信につながりました。たった1日なのにたくさんの人が関わって指導してくださったので、学んだきりになってしまいがちですが、同期で教え合いながら忘れてしまわないように努めていきたいです。

肝細胞癌(HCC)の基礎疾患や予後について!

腎臓内科の植田です。
6月12日のランチョン学習会はnon-B、non-Cの肝細胞癌(HCC)の基礎疾患や予後についてでした。
まず、肝細胞癌のうち、non-B、non-C症例が年々増加しており、その基礎疾患の内訳としてAlcoholic liver disease(ALD) 27%, non alcoholic fatty liver disease(NAFLD) 11%, unclassified 54%, その他(AIH,PBCなど) 8%。
アルコール性肝疾患やNAFLDの割合よりもunclassifiedの割合が高いな、と思いましたが、unclassifiedの中にはアルコール摂取量 21-79g/dayの群やHCC診断時に脂肪肝があったものもあり実際はALDやNAFLDの症例が含まれている可能性があるとのことでした。

HCC診断時に肝硬変へといたっている割合について、ALDやAIH、PBCでは80%を超えているのに対し、NAFLDは63.4%でありNAFLDでは肝線維化が進む前にHCCを発症している症例が多いです。
Non-Bnon-C HCC患者の半数に糖尿病や高血圧の合併があり生活習慣の関与が疑われています。その中でもNAFLD症例は糖尿病や高血圧合併の割合が高くなっています。

予後因子について、年齢や腫瘍サイズ・数、Child-Pugh score、AFP高値が関与するが糖尿病や飲酒量は関与しません。

1991年から2010年でnon-Bnon-C HCCの割合は10.0%→24.1%へ増加、さらに追跡調査で2015年までのデータでは32%まで増加しています。

NASHは肝細胞癌リスクが高いと聞いたことがありましたが、正直なところHCCの基礎疾患のほとんどはB型肝炎やC型肝炎だろうと思っていたのでnon-Bnon-C HCCがこんなに多いとは知らず、驚きました。
Non-Bnon-C HCCの割合増加にはHBV,HCV治療の発展も大きいのかな、とも思いますが、生活習慣により脂肪肝、その中からHCCへと進行してしまう可能性があると思うと、外来でよく見かける脂肪肝の患者さんへの指導をもっと具体的にしていかないといけないと実感しました。

今回の学習会ではNAFLDについて、食事・運動療法で7-10%減量することで線維化を含むNAFLD組織所見が改善するということも知ったので今後の外来できっちり指導して将来のHCC発症リスクを下げていきたいと思います。

医局朝礼にて!

循環器内科の石原です。

最近、朝の医局朝礼の際に持ち回りで“私のひとこと”なる、1分間スピーチをすることになりました。大勢医局員がいるにも関わらず2番目に回ってきたのですが、その時(6月5日)にお話した内容を共有させていただきます。

6月5日は何の日かご存知ですか? 自分も今日まで知りませんでしたが、老後(ろーご)の日なんだそうです。
自分自身は老後の事は全く何も考えておらず先の事はまだまだ考えられませんが、今までの自分の医師人生を少し振り返ってみます。自身は卒後19年目になりますが、最初の10年は自分磨きの10年間でした。とにかく自己の技術、知識の向上に時間を費やすことで精一杯だったと思います。

9年目で当院に帰任し循環器内科のリーダーとなりましたが、ここからの10年は自分を磨きはもちろんですが、チームを作る事に努力してきた10年間でした。

医師のみならずコメディカルも含めた多職種での循環器診療チーム作りを、スタッフと共に頑張ってきた10年間だったと思います(もちろんこれからも)。
そしてこれからの先の10年ですが、現在担当している地域連携部門の活動をさらに進め、循環器のみならず当院全体の力量をアップ、患者満足度の向上を通じて、地域から選ばれる病院、患者もスタッフも集まってくるような病院作りをしていきたい、そんな10年にしていきたいと思います。
研修医からの10年、現在までの10年、これからの10年を考えてみましたが、それでもやはり老後についてはまだまだイメージは湧かないので、とにかくpositive thinkingで走り続けようと思います。

GP+1カンファ!!

呼吸器内科の岩嶋です。

6/7のGP+1カンファは代謝・膠原病内科の川口先生の講義でした。

まず、過去に学会発表をされた症例を振り返りました。
SLEの治療中に皮疹が生じ中毒性表皮壊死症(Toxic epidermal necrolysis : TEN)となり全身状態が悪化し一時回復するも再度粘膜障害が中心となったと思われる胆管・膵管・尿路の閉塞により再度重症化し亡くなったことが剖検で示された症例、また膠原病でステロイド治療を行っている方の視力障害や意識障害や片麻痺がアスペルギルス副鼻腔炎からのものでその菌体が血管を狭窄・閉塞させて症状が出ていたことが剖検で示された症例などでした。

よく言われることですが、自分が経験したことを発表することにより、文献考察などを行いより深く理解していくことや他施設の医師と共有することが出来ることなど、学会に参加・発表することの意義を研修医達に伝えて頂けました。

上記に似た症例(ステロイド内服中の方の視力障害・眼痛からアスペルギルス症を想起したこと)が実際に後にあったため治療に結びついたという自験例もあったとのことで身をもって経験を積んでいくことの大事さも伝えて頂きました。

『手技講習会』を開催

初期研修医1年目の成田亮紀です!!

6月2日に耳原総合病院医局にて『手技講習会』が開催されました。
医者として身につけなくてはいけない手技
①挿管②縫合③シーネ固定④胸腔穿刺⑤CV⑥ルンバール
について午前と午後にそれぞれ3チームに分かれて学びました\(^^)/

①挿管:3種類の喉頭鏡を用いて教えていただきました。なかなか直視で喉頭を見るのが難しかったですが最後はうまく出来るようになりまし

た。

②縫合:軽度な外傷など救急の場でも沢山出会う縫合!!器具のもちから縫合の方法をしっかり学べました。
③シーネ固定:救急の場では骨折でき 来た場合、整形外科の先生がいるとは限りません。シーネ固定の巻き方の強さ、コツを学びました。

④胸腔穿刺:胸水を抜く機会は検査であったり多々あります。気胸など合併症が起こらぬようしっかり練習しました。

⑤CV:エコーで観察しながら、手順、コツなど練習させてもらいました。なかなか手順になれるのが難しかったです!!
⑥ルンバール:これは髄膜炎など疑ったら迷わず行う手技だと教えてもらいました。場所の決め方、感覚など教えてもらいました。

医師としてやって行く上でたくさん出会う手技の数々ですが、今までは机上の勉強で、実際にやる機会はありませんでした。いきなり模擬練習もせずに患者さんに行ってしまわないように耳原総合病院では、実践さながらの器具を用いて沢山の先生方に一から丁寧に教えていただけました(^^)
これからも練習を積んで臨床の場に活かしていきたいと思います!!

沢山の先生方、用意してくださった事務の皆様ありがとうございました。

京都GIMカンファレンスに症例提示!

救急総合診療科の大矢です。

6月1日の京都GIMカンファレンスには当院から2例目の症例提示を行いました。
プレゼンターは2年目研修医の今中先生でした。

提示した症例の概要は以下の通りです。

生来健康な50代女性が1週間続く発熱と激しい水様性下痢、全身の紅斑で来院。
多彩な紅斑でサーモンピンク疹や多型滲出性紅斑を念頭に検索を進めていくと、
血清フェリチン:10500㎎/dLが判明!
成人Still病として治療開始しようとしたタイミングでマイコプラズマ抗体PA法:320倍まで判明!!

ステロイドとミノサイクリンを開始して発熱・下痢・紅斑はいずれも速やかに改善したのですが、
① 今回の病態にマイコプラズマは関連していたのだろうか?
② 下痢の病態は何だったのだろう?
という大きな疑問が残りました。

経過中抗体価が640倍まで上昇したこととマイコプラズマ感染に合併した成人Still病の症例報告が散見されたことから下痢はマイコプラズマの肺外症状ではなかったのかという仮説を考えましたが、現時点ではそれを支持する報告を見つけることができていません。
経験豊富な先生方からたくさんご意見をいただくことができたので、さらに検討を重ねてみたいと思います。

京都GIMカンファレンスは参加するだけでも学びが大きいですが、症例提示をすることにより日常診療での病歴聴取と身体診察へのこだわりが数段高くなるという効能が大きいなと感じています。
これからも症例提示を継続できるようベッドサイドにこだわった診療を行っていきます。

胸水貯留についてのレクチャー(GP+1カンファレンス)

呼吸器内科の緒方です。

5月31日のGP+1カンファは、胸水貯留についてのレクチャーでした。

最近、胸水貯留で入院となるケースが増えてきているように感じます。単に高齢者が低栄養で胸水がたまっているだけでなく、明らかに悪さしてるだろう(十分に入院理由になる)というケースの増加です。胸水検査ですぐに診断が得られればいいのですが、しばしば迷宮の入り口であったりします。そこで、改めてスペシャリストによる知識の整理です。

みなさんは胸水の性状で、外観の所見の記載はしていると思いますすが、匂いまで嗅いでその所見を残しているでしょうか。これが案外、治療に結びついたりします。また細胞分画も、好中球優位なら急性疾患であることが多かったり、リンパ球優位なら慢性炎症性疾患が関与していることもしばしばです。pHはドレナージの必要性を検討する際に重要です。そして、疾患としてなかなかに悩ましいのが結核です。感度、特異度共に優秀なQFT-3G、T-SOPTですが、絶対的とまでは言えません。

うーん、やっぱり悩ましいですね。局所麻酔下胸腔鏡導入したいですねー。

今年も「絶対に断ってはいけない当直24時」大盛況!!

初期研修医2年目の小川萌です!
5/27は臨床セミナー「絶対に断ってはいけない当直24時」が開催されました☆

この企画は2年目研修医坂本悠篤先生を中心に企画したもので、リアルな当直の現場を学生さんに体験していただこうという一年に一度の大イベントです!

 

この企画を終えて思うのは、研修医だけではこの企画はとてもできず、事務の方を始め、後期研修医の先生、上級医の先生、他職種の方々、休みの日にわざわざ来ていただいたOBの先生方などほんとうにたくさんの方々の協力があったからこそやり遂げることができたということです。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです^ ^
どのブースもすごく盛り上がった様子で、学生さんだけでなく、研修医の皆もすごく勉強になったという声をたくさん聞きました^ ^このイベントを機に耳原病院始めとした大阪民医連の病院をたくさんの人に知ってもらえたらなと思います!

 

緩和ケア研修会に参加しました!

整形外科部長の河原林です。

先週末、りんくう総合医療センター主催の緩和ケア研修会に参加してきました。緩和ケアに必要な基本的な知識、技術、態度について学ぶことを目的としたPEACEプロジェクトの研修会です。

講義、ワークショップ、ロールプレイなど様々な形式で、がん疼痛の評価、オピオイドの使用法を主とした疼痛治療、呼吸器や消化器など様々な症状の評価や対応、コミュニケーションの技法などを学びました。

わたしたち整形外科医にとっても、骨転移のある患者さんの対応で緩和ケアに関わる場面は結構ありますので、こういった知識はとても重要です。中でも勉強になったと感じたのは、オピオイドの使い方と、せん妄の評価と治療でした。外科系医師は周術期のせん妄に苦労することも多いので、抗精神病薬の使い方などは早速実践してみたいと思います。

また、泉南地域の緩和ケアの現状を知ることができました。泉佐野以南の府内には緩和ケア病棟を持つ施設がない状況で、病院の緩和ケアチーム、在宅療養支援診療所、訪問看護ステーションが連携し、地域として対応することが重要となっていることがよく理解できました。

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